日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 怪異収集録 謎解きはあやかしとともに / 桜川ヒロ 』 ポルタ文庫

【あらすじ】
突然、奇妙な幻が見えるようになった大学生の花島昌磨。
そのせいで授業にもバイトにも支障が出始めた昌磨は『不可思議な現象、何でも相談に乗ります』と掲げた怪しい探偵事務所を訪ねる。
出てきた所長は、美形ではあるものの、どこか胡散臭い印象の男、天童。
幻の正体は『怪異』だと説明する天童から、身を守る“お守り”を作ってあげようと提案された昌磨は、さらに天童に誘われるまま彼の仕事も手伝うことに。
天童は『収集録』と呼ばれる本から逃げ出してしまった怪異を探し出して再び本に収めているらしい。
天童や収集された怪異とともに、昌磨は奇妙な事件に巻き込まれていく―。


怪異収集録 謎解きはあやかしとともに (ポルタ文庫)

怪異収集録 謎解きはあやかしとともに (ポルタ文庫)


【感想】
妙な幻が見え、彼らに付き纏われるようになった主人公。
日常生活に支障をきたし困った末、怪しげな探偵に解決を依頼するが……。

さくっとさらっと気軽に読めるお話怪異(=あやかし)は出てくるが、どれも人間ちっくで怖さは皆無。
ていうか、衾の昴くんが可愛いわ~。
豆腐小僧山田太郎くんも可愛いけど、私は昴推しで!

天童さんの正体は名前ですぐに分かってしまうが、彼がなんだかんだ言いながらも主人公を気にかけて助けてくれるので、安心して見ていられた。
主人公にバイト代を渡してるっぽいけど、そのお金はどこから来てるんだろか。
探偵事務所は……客なんて来なさそうだよなぁ(笑)。

今後、主人公の大学の友人が美人怪異に悪さをされて……的な展開があったりしそう。
その場合は、真実を知ってもまるっと受け入れてお付き合い開始して欲しいな~。