日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 クジャクを愛した容疑者 警視庁いきもの係 / 大倉崇裕 』 講談社文庫

【あらすじ】
河川敷で撲殺死体が見つかった。
容疑者は、学同院大学クジャク愛好会の会長にして、動物を愛してやまない奇人大学生。
無実を信じる「警視庁いきもの係」の名(迷)コンビ、窓際警部補・須藤友三と動物オタクの女性巡査・薄圭子は、アニマル推理で真相に迫るが。
ラニア、ハリネズミが登場する中編2本も収録!



【感想】
シリーズ4作目。
ラニア・クジャクハリネズミの中編×3つ。

新人くんが新たに配属され、いきもの係も賑やかに……なるかと思いきや、須藤&薄コンビが騒がしすぎて新人くんの影が薄かった。
薄巡査の日本語不自由アピール、あそこまでしつこくなくていいんだけどな~。
読んでるこっちまで何の話をしていたか忘れてしまうよ(笑)。

巻末の「取材協力」を見て、気になったので調べてみたら、京都大学クジャク同好会に実際に“サカタニ(会長)”と“スカイレインボーハリケーンゴッドフェニックス(副会長)←天空を駆ける嵐を呼ぶ虹色の不死鳥神”がいらっしゃるようで。
(他に“うちわ”と“田中くん(仮)”もいるらしい)
クジャクが闊歩する大学って楽しそう。

以前放映していたドラマの影響で、(日塔さん以外は)ドラマのキャストへ自動脳内変換されつつ読了しました(*´ω`*)