『 転生魔女は滅びを告げる / 柚原テイル 』 富士見L文庫
【あらすじ】
ある事件からひきこもりになった星奈。
「今日は学校に行く」
そう決意した十八歳の誕生日、彼女は登校途中に交通事故で死亡した。
天使の計らいで「セナ」として魔法のある世界に転生したけれど、彼女が使える魔法は「滅びろ」「爆ぜろ」のふたつだけ。
さらに今世でもひきこもり(しかも天涯孤独)になってしまう。
そんな折、セナは世話焼きな王子キースと出会う。
彼の導きで外の世界へと一歩を踏み出し、同時に運命の輪も動き出した―!
ひきこもり魔女と不遇の王子、時々ドラゴンの本格ファンタジー!
大人気コミックの世界がより広がる、小説書き下ろし!!
- 作者:柚原 テイル
- 発売日: 2020/08/12
- メディア: 文庫
【感想】
友人と仲違いしたまま不登校の引きこもりとなり、18歳の誕生日に事故死した星奈(せな)。
「爆ぜろ」「滅びろ」の2つの魔法しか使えないセナとして異世界で生まれ変わった彼女は、2度目の18歳の誕生日に出会った青年に引きこもり先から連れ出され……。
コミカライズ2巻まで読了済。(3巻はまだ積んでる)
巻数表示がなかったので、これを読めば最後まで話が分かるかな~?と購入したが、ストーリーとしては漫画の2巻ラストのちょい手前で終わってた。
この先小説版でも続きは出るのだろうか?
テイルさんにしては珍しく普通の王道ファンタジーものだったなぁ。
たい焼きも出てこないし。
いや、妙に味噌推しではあったか(笑)。
やっと1歩踏み出したヒロインもオカン属性の王子も相手を気遣いすぎて進展がないので、もし2巻が出るならもうちょい王子から押して欲しいかな~。
胃袋はガッチリ掴めてると思うので、あとは優しさと頼りになるところを見せてググッと!(笑)