日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 懐妊秘書はエリート社長の最愛妻になりました / 紅カオル 』 ベリーズ文庫

【あらすじ】
大企業の次期社長・亮介と愛し合っていた彼の元秘書・里帆。
身分の差を突き付けられて身を引いた矢先、妊娠が発覚!
亮介への愛を胸に秘め、ひとり産んで育てる覚悟をする里帆だったが、ある日社長になった亮介と突然再会する。
ずっと里帆を探していたという彼はすぐに里帆を娶ると宣言。
「もう手放さない」と空白の時間を埋めるような寵愛の日々が始まり、里帆の心は熱く揺さぶられて…。
旦那様に赤ちゃんごと愛される、書き下ろし番外編付き。



【感想】
元秘書×大企業の社長。

秘書と副社長として出会い、やがて恋人となった2人。
ヒーローが海外出張中に秘書室長を通して彼の父親(当時の社長)から別れるよう迫られ、ヒロインは身を引いて街を去るが、その後妊娠が発覚し……。

再会&シークレットベビーもの。
パン屋のご夫婦(と息子さん)がとても良い人たちだった。
出産前後は1人じゃ心配だからうちに呼ぼうと思ってたとか、ホント良い人すぎるわ……。
そんな素晴らしい雇い主が側にいたからか、ヒーローと別れた切なさやシングルマザーとなる不安なんかはあまり感じられなかったかも。

帰国したら愛する人が消えていたヒーローは可哀想だけど、秘書室長も別の意味で可哀想な人だったな。
彼も幸せになって欲しいと思う。