『 僕が終わってからの話 / 砂原糖子 』 ディアプラス文庫
【あらすじ】
不運な事故で命を落とした野原草也は、級友の天沢奏に取り憑き、日替わりで彼の体で生活していた。
地味な草也が人気者の天沢を選んだのは、憧れの市来と仲が良いから。
日々のささやかな接触に舞い上がっていたある日、市来が天沢に振られていたことを知ってしまう。
草也は思わず「俺、市来とつき合ってみたい」と市来に告げ、お試しの付き合いが始まるけれど…?
異色な三人のアフタードリーム・ストーリー!!
- 作者:砂原 糖子
- 発売日: 2020/08/12
- メディア: 文庫
【感想】
クラスメイト同士。
攻を好きな草也は落雷事故で亡くなり、学級委員長の奏に取り憑く。
週の約半分を奏として過ごし、攻と親しくなっていくが……。
なるほどね~。
あんまり書くとネタバレになるから書かないけど、全部ひっくるめて好きになってくれる攻で良かった。
身体をシェアしてる状態(むしろ草也は居候)で、奏も攻を好きなのを知ってるのに、草也が攻とキスやその先をしちゃった時はどうなることかと思ったよ。
素直でおバカな草也も可愛いけど、努力家でツンデレな奏も可愛かった。
攻の「もっと塩撒いて?」がツボったわ。
購入特典のSSペーパーはシャンプーの香りのお話。