『 丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。7 / 竹村優希 』 角川文庫
【あらすじ】
若手社員の澪は、幽霊物件の調査と再生を業務とする子会社「第六リサーチ」で勤務中。
ある日、本社勤務のイケメン先輩、高木から大きな仕事が舞い込んだ。
彼の顔見知りで世界的ホテルチェーンの御曹司、リアムが、丸の内にホテルをオープンするという。
けれど彼が目指すのは、「本物の霊を売りにするホテル」!
そして澪たちは、候補物件の調査に向かうことになり…。
へんてこイケメン大渋滞で面白さ加速中!
オカルトお仕事物語第7弾!
【感想】
子会社化した第六に持ち込まれる大小様々な事案。
以前のように高木くんのお役に立てないのが寂しい。
新キャラのリアムの、霊をエンタメとして扱うような言動に最初はイラッとしたけど、本を読み終わる頃には彼も愛すべき仲間になっていた。
巻末に彼の過去話があったってことは、このままレギュラー入りと考えていいんだよね?
澪の周りがイケメンパラダイスになっていく……(笑)。
リアムの考える霊(存在を感じたい精霊)って、日本だと神様として祀られたりしてそう。
心霊現象が起こる施設に行くより、神社や御神木巡りをした方が平和に不思議体験出来そうなんだけどな~。
それか、屋久島旅行にでも行くとか。(←適当)
澪の守護霊の件や次郎の「俺で十分だ」発言にドキドキしてたら、最後の最後に別の意味でドキドキしてしまった。
澪がマメに感じた違和感……。
マメ、成仏しちゃうのかなぁ………(涙)。