日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 海辺のリゾートで殺人を / 楠田雅紀 』キャラ文庫

【あらすじ】
無人島の豪華リゾートホテルで夢のようなバカンスを――
そんな体験ツアーの抽選に当たった会社員の瑞樹。
けれど、一人参加で心細くなっていた時、声をかけてきたのは旅の同行取材をするフリーライターの阿久津。
人懐こい阿久津とは逆に、他は元官僚や大手銀行の子息と横柄でセレブな客ばかり。
内心辟易としつつ島に着いたその二日後、ツアー客がプールで溺死!!
殺人の疑いがあると言われ!?



【感想】
リゾート取材でツアーに同行しているフリーライター攻×豪華リゾート体験の参加者受。

BLでミステリーな作品。
犯人についてはあかりの事件後になんとなく分かっちゃったけど、孤島で起こる連続殺人!って感じで楽しめた。
私、280ページの「置いてったんじゃない……?」で泣きそうになっちゃったよ。

何を書いてもネタバレになりそうであまり感想が書けないけど、読了後に冒頭の阿久津のセリフを読むと、最初に読んだ時と印象が変わり本当の意味が分かる。
攻は受を溺れるほどに溺愛して甘やかして、世界中の色んな光景を見せてあげて欲しいな~。
そして受は、今度こそ旅先で職場の先輩にお土産を買ってあげて欲しい(笑)。