日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 薬屋のひとりごと 7 / 日向夏 』 ヒーロー文庫

【あらすじ】
里樹妃との一件が片付いたのもつかの間、猫猫のもとに高順が厄介ごとを持ってやってくる。
どんな用事かといえば、猫猫に官女試験を受けさせないかというものだった。
猫猫は、半ば強制的に試験を受ける羽目になる。
新しく医官付の官女となった猫猫の前に現れるのは、面倒くさい変人軍師に厳しい上司の医官たち、それと同僚たる同じ官女たちだが―。
猫猫は同僚たちにお約束の通り嫌がらせを受ける。
特に、官女の首領である姚は猫猫に対して突っかかってくるのだった。


薬屋のひとりごと 7 (ヒーロー文庫)

薬屋のひとりごと 7 (ヒーロー文庫)


【感想】
お偉い方々からのプレッシャーとやり手婆の詰め込み教育により、医官付の官女となった猫猫。
最初は嫌な感じ……と思った同僚の姚と燕燕だったけど、話が進むにつれ憎めないキャラに。
特に姚のツンデレぶりにニヤニヤしちゃう。
世間知らずっぽくて意外と素直なところも可愛いわ。
私も燕燕と一緒に姚さま観察したい…(笑)。

白い巫女たちは身勝手すぎて全く同情も共感も出来ないので、まぁこれからはせいぜい茘国の役に立つ情報を落としてくれればいいさ。
姚に対してはちゃんと謝って欲しかったなぁ。
もう“亡くなってる”からそれは無理なんだろうけど。
白娘々は今後どうなるんだろ。
里樹妃にしたことを考えると、私個人としてはこっちも許せないんだけどねー。

それにしても、猫猫を見守る羅漢が……非常に鬱陶しい(笑)。
毛嫌いされてる様子を見ると、一瞬は同情するんだけどね。
いつかは最愛の娘にいいトコを見せられるんだろうか(笑)。

今回、はっきりと『望み』を口にした壬氏。
そうよ、やっぱりプロポーズは首絞めじゃなくてこうでなくちゃ!
これでもう猫猫も逃げられないね~。
壬氏が自分の“生まれ”について真実を知っているのかや、今後の2人の関係の変化など、先が気になるのでこのまま8巻へ!