日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 薬屋のひとりごと 6 / 日向夏 』 ヒーロー文庫

【あらすじ】
西都にて、壬氏に求婚された猫猫。
今まであやふやだった関係が大きく変わろうとしていた。
今までと変わりなく接したい猫猫に壬氏は焦る。
皇弟として、政に関わる者に恋という自由はない。
猫猫もまた、壬氏の心を知りつつも、己の立場を考えると首を縦に振ることはできない。
軍師羅漢の縁者、それが西都で用意された猫猫の肩書だった。
猫猫は重い気持ちのまま、ある決断をくだすのだが―。


薬屋のひとりごと 6 (ヒーロー文庫)

薬屋のひとりごと 6 (ヒーロー文庫)


【感想】
5巻から引き続き西の都。
もっと絡んでくると思ったのに、翠苓の出番がほとんどなかった……。
西にしかない薬草を猫猫と取り合ったり、西にしかいない虫におののいてプルプルしたりして欲しかったわ~。
毛毛が荷物に紛れて先に戻ってきたってことは、やぶ医者は置き去りか。
彼、ちゃんと帰ってくるのかね(笑)。

白娘々や砂欧の特使一派の痕跡があちこちにあって、読んでてもどかしいやら苛つくやら。
里樹妃の不運さには同情するが、それでも結果的には幸せになれそうで何より。
初々しい一目惚れカップルが、1年後、家族になれますように。

満身創痍でも笑顔で涙を拭う馬閃、想像するとかなりグロいけど、なんか人外の回復力ですぐ戻ってきそう。
その頑丈さに目をつけられて、猫猫に実験台にされないよう気をつけてね~。

それにしても、前回の首絞め前後のやり取りはプロポーズだったのか。
カラー口絵裏の、微妙なあらすじコーナー(?)を読んで、いつ求婚されましたっけ??って5巻を読み返して探しちゃったよ(笑)。