日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 貴族から庶民になったので、婚約を解消されました! / 小鳥遊郁 』 ドラゴンノベルス

【あらすじ】
妖精に取り替えられた貴族の赤ちゃんと庶民の赤ちゃん。
貴族として育てられたアンナが14歳になったとき、遂に取り替え子が発覚!
突然庶民の暮らしへと放り込まれた彼女。
しかし、持ち前のお気楽さと料理の腕前、そして妖精のクリューの助けもあって庶民の娘として逞しく生き抜いていく。
そして、そんなアンナを元許婚も放っておけなくて―。



【感想】
妖精のいたずらで取り替えられた、庶民の娘と貴族の娘。
両親に似ていないことからそれぞれの家庭で辛い思いをしていたが、それでも家族を大切に思い暮らしていた。
しかし14歳の時、取り替えが発覚し本来の家に戻されることになり……。

1巻め。
原因となった青髪の妖精にイラッとするぅ(笑)。
ちょっと違う箱に玩具を入れ替えただけじゃ~ん、ってノリがムカつくわ。
同じく、手のひら返しの兄様もちょっと……。
短編でどんなに可愛がっていても、現在のあのセリフで評価はダダ下がりよ。

ヒロインが庶民として生きていく話と、庶民になったヒロインを諦められず街まで来た元婚約者・エドの話と、どちらもあまり進展がないまま1巻が終わっているので、読後の満足感はあまり得られなかった。
番号振られてない=この本で完結するという前提で読んでたからだと思う。
最近、こういうパターンが多くて不満がたまっているのよ、私(笑)。

うどんとクレープを売るヒロインと辺境伯の息子、侯爵家に戻された元庶民の娘と子爵家の三男、同じくうどんとクレープを売るサラと行方不明の幼馴染みの冒険者
それぞれのCPがどうなるのかはちょっと気になるけど、続きを読むかは皆の感想次第かなぁ。。。