日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 バツイチですが!? 敏腕上司の熱烈プロポーズ / 槇原まき 』 オパール文庫

【あらすじ】
結婚なんてもうコリゴリ!
これからは仕事一筋で生きていこうと決めたOLの美和は、寡黙だけど社内イチ『いい男』加賀にいきなりプロポーズされて!?
「俺は本気だ。おまえを愛し抜く」
不意打ちで濃厚なキスをされて高鳴る鼓動。
首筋、胸元…彼の唇が触れた身体は熱を持ちはじめ、快感に変わっていく―。



【感想】
夫の浮気で離婚した広告代理店の営業部チーフ×離婚したヒロインにプロポーズした営業部係長。

家に届いた夫の浮気現場写真をきっかけに離婚したヒロイン。
どんなに愛し合っていると思っても、自分なんてどうせ最後には捨てられるんだ……と底辺まで落ちたヒロインの自己肯定感を、同い年の上司ヒーローが丁寧に丁寧にケアしていく。
ちなみに表紙&挿絵にヒロインの顔が見えるものはナシ。
でもヒーローによると、めっちゃいい女らしいよ!

ヒロインの気持ちが整うまでは……と、お付き合い開始後、キスやその先はしても最後まではしない我慢出来るヒーロー氏。
好き、愛してると気持ちをストレートにぶつけてくるところが良かった。
最初の頃はちょっとオッサン臭い口調なのが気になったけど、途中からは普通になったのも良かったわ(笑)。

そうそう。
頼れる溺愛系ヒーローが好きな方は、276ページで読み終えた方がいいかもね。
ソーニャ案件がお好きな読友さんたちは、277ページからのエピローグもお楽しみくださいませ(笑)。