『 スパダリと結婚したら私のストーカーだった件 / 春宮ぱんだ 』 ぶんか社コミックス 蜜恋ティアラシリーズ
【あらすじ】
なぜかいつも男にフラれてしまうまひるは、ある日、近所に住んでいたいけすかない男・夕夜と再会する。
夕夜は大企業の御曹司でイケメン高身長といった典型的なハイスペック男。
いつも女の子たちに囲まれていた。
彼は昔、小学生のまひるに「俺のとりまきに入れてやる」などと言ってまひるを怒らせ、まひるとしては夕夜に悪印象しかなかった。
そんな夕夜だが、大人になって落ち着いた様子でまひるを口説き、結婚へこぎつける。
しかし、初夜にとんでもないことが発覚して……!?
【感想】
彼氏にフラれた日に『運命的な再会』をした幼馴染に慰められ、彼と結婚したヒロイン×子どもの頃から14年間、ヒロインをストーカーし続けていたスパダリCEO。
本自体に巻数はふられていないが、この本は1巻目らしい。
思ってたよりストーカー具合はあっさりめ。
むしろ、クズ男共から彼女を守り続けてて守護霊(←?)のようだった。
ただ、ヒロインを見守ってはいても、一途に想ってる……ってのとも違ったようで、色んな女を抱いて遊んでいたのでその辺がちょっと微妙。
エロの数々は、シチュエーション的に男性向けっぽいものもアリ。
旦那、単なるコスプレマニアかと思ったら、半分くらいは実地(=ストーカー行為)で身に付けたものだったのね。
クズに殴られたりサンタさんに気付いてもらえなかったりと、よく考えると彼も不憫ではある……のかもしれない。