日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 王さまに憑かれてしまいました〈3〉 / 風見くのえ 』 レジーナ文庫

【あらすじ】
ひょんなことから故国王の幽霊に取り憑かれてしまったコーネリア。
王さまのおかしな助言を聞きつつ、なりゆきで王宮メイドとして働いていたのだけれど…今度は、王家主催の舞踏会に誘われてしまった!!
おまけに曲者揃いのイケメン達はコーネリアへの想いを募らせているらしく、相も変わらず彼らに囲まれる日々が続く。
そんな中、迎えた舞踏会当日、国を揺るがす(?)思いもよらない大騒動が起こってしまい―!?
文庫だけの書き下ろし番外編も収録!



【感想】
完結巻。
陰謀も恋愛も納まるところにおさまりめでたしめでたし。
……まぁ、領主様とイザークは可哀想だったが………。
ショックでまた脱毛症になりませぬよう(´・ω・`)

ヒロインとヒーローのラブラブな関係よりも、ヒロインと元王様との信頼関係の方が印象に残り、彼が●●したときはとてもとても悲しかったよ。
まぁね、直後にあぁなったんだけどね。
それならそうと一言言っといてくれ(笑)。

“氷の王太子”なんて呼ばれ方をしていたのが嘘のように、ヒロインを溺愛し独占欲丸出しで囲い混むヒーロー。
彼はイザークを牽制しに行ったんだろーか。
そして自分の息子にも日々牽制してるんだろか……(笑)。

いつの日かヒーロー&ヒロインが天に召されたとして、この執着ヒーローなら生まれ変わったヒロインの隣家の幼馴染かなんかに生まれ変わって、着々と囲い込んでいきそうだ。