日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。6 / 竹村優希 』 角川文庫

【あらすじ】
新垣澪は、丸の内の巨大企業、吉原不動産の若手社員、でした。
今ではギリギリ丸の内にある子会社にて勤務中。
上司はかわらず、イケメンドSの長崎次郎。
しかし新会社の業績UPのため、彼は最近お金にうるさい。
そして高額報酬目当てに、怪しさ満点の男・伊原の依頼を引き受ける。
澪たちは自殺したカップルの霊が出るという、リゾート風保養施設に調査に向かうが…。
どんどん解決して実績を稼げ!
むしろここから読みたい第6弾!


丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。6 (角川文庫)

丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。6 (角川文庫)


【感想】
新章スタート。
吉原不動産の子会社となった第六で、以前と比べかなり逞しくなった澪ちゃんが霊を相手に奮闘。
一哉さんの件に決着がつき、次郎の雰囲気も少し柔らかくなったかな?
いままでは兄の行方を追うのに必死だったけど、心に余裕が出来て澪ちゃんに気持ちが向いたりしないかな~~という期待を寄せつつ読了。

当たり前のことなんだけど、第六が社外の存在になる=高木くんと今までのように一緒に調査が出来ないのが寂しい。
マメと並ぶ私の癒しが……。
晃くんや伊原さんもそれなりにいいキャラしてるんだけど、やっぱり初期メンバーには思い入れがあるのよね。
また澪&高木氏で霊に襲われ、彼の潔い気絶姿を見せて欲しい(←?)。

巻末の過去話は、伊原氏がインドで次郎に命を救われた時の話。
あの時、すぐに咲ちゃんの件を相談出来ていればなぁ……。
それとも、一哉のことで頭がいっぱいな当時の次郎では、もしも相談されていても救うことは出来なかったんだろうか。。。