日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 ある日、お姫様になってしまった件について 1 / Spoon 』フロース コミック

【あらすじ】
目を覚ましたらとあるネット小説の脇役姫、「アタナシア」というお姫様に転生していた。
しかし、アタナシアは父親の皇帝・クロードに見捨てられた姫で、周囲にも冷たく扱われている。
小説の中では、妹で主人公姫のジェニットに毒を盛った濡れ衣を着せられ、18歳の誕生日にクロードに殺されてしまう運命のアタナシア。
なんとしても死亡エンドを回避するため、お城を出る準備をこっそり進めていたアタナシアは、ある日クロードの住む宮に入ってしまい――?


ある日、お姫様になってしまった件について 1 (フロース コミック)

ある日、お姫様になってしまった件について 1 (フロース コミック)

  • 作者:Spoon
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2019/07/05
  • メディア: コミック


【感想】
転生したら前世で読んだ小説世界で、18歳の誕生日に冤罪で殺される運命の姫になっていたヒロイン。
赤ちゃん期にその事に気付き、不幸の原因=冷酷な父皇帝に近づかないと決め、逃走資金を貯めていたが……。

全ページフルカラー&本の開きが逆からでセリフは横書き。
慣れるのにちょっとかかったが、絵は綺麗だった。
(特にヒロイン母の姿と、宮の庭のお花に囲まれたヒロインが好き)
父親の攻略が自身の生死に直結しているので、皇帝を前にした時のピリピリ感がすごい。
彼は一体ナニを考えているのか……何も考えていないのか。

ほのぼの感皆無な親子が、そのうち互いに微笑みあうような普通の親子関係になるのか?
簒奪と虐殺は、本当に噂通りの理由なのか、それとも他に理由があるのか。
とりあえず、2巻も読んでみようと思う。