『 なんちゃってシンデレラ 王国騒乱編 お伽話のつづき、はじめました。4 / 汐邑雛 』 ビーズログ文庫
【あらすじ】
父親拉致事件に彼の後妻であるルシエラが関わっていることを確信したアルティリエは、彼女との対峙を決意。
愛人としてのみならず、公爵夫人としてのあるまじき振る舞い、母親の死にも深い因縁を持つ彼女の口から、直接その思いを聞く。
一方で、エルゼヴェルト公爵の足取りを掴んだアルティリエは、国境のあるアルダラの港に向かうことになり…!?
なんちゃってシンデレラ 王国騒乱編 お伽話のつづき、はじめました。4 (ビーズログ文庫)
- 作者: 汐邑雛,武村ゆみこ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2019/11/15
- メディア: 文庫
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【感想】
シリーズ10作目で、王都騒乱編は4巻目。
今回であれやこれやに方が付く……と思いきや、なんとまたもや次回へ続く………。
でもまぁ、ラストであの2人が揃ったのでもう何があっても大丈夫でしょう。
あれだけ騒ぎまくったルシエラ夫人。
確かに彼女は無知で憐れな人かもしれないが、公爵を引き留める手段やアルティリエに対する対抗心を見ていると、彼女の中にある無垢さよりも卑しさや性根の醜さに目が行ってしまう。
公爵はわざと彼女がこうなるよう育てて、自分が被害者という形で国を裏切ろうとしているのか。
それとも何か他に理由があるのか……。
登場人物が多いお話なので、誰が誰だか忘れないうちに次巻が出てくれますように……。
(今回、何人か思い出せない人がいたわ/笑)