『 神様は毛玉 ~捧げ物はスイーツで~ / 栢野すばる 』 二見サラ文庫
【あらすじ】
バイト先の占い師・佐田の差し入れのケーキをスイーツ大好きなしろが食べないという珍事が起こる。
曰く「よくないお菓子」らしいのだが…。
少しだけ神様の力を取り戻したしろの作為的な縁結びにより関わらざるを得なくなった忍―
だが現場の洋菓子店に潜入するのは当然のごとく啓介で…。
今度は佐田の本気も加わって跋扈する邪気に立ち向かう、自称神様の毛玉とソシャゲ廃人と実は死んでる元営業マンの祓魔録!
- 作者: 栢野すばる,冬臣
- 出版社/メーカー: 二見書房
- 発売日: 2019/09/10
- メディア: 文庫
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【感想】
シリーズ2作目。
事故で一度死んだ啓介が神様・しろと融合して生き返り、しろを守り神とする邪気祓い一族の長・忍(ソシャゲ廃人)に協力する羽目になるお話。
作家さん&シリーズ買い。
今回も安定のしろ様の可愛さよ。
私にもお菓子をお供えさせてくだされ~!
ネコやリスはともかくタヌキはどうなんだろうか……(笑)。
私もモフりたいなぁ。
超絶美形の忍の哀れな学生時代からそっと目を逸らしつつ、今回も楽しく読了しました。
怖がりな啓介の気持ち、よく分かるよ。
でも、今回は1作目よりホラー色が薄いので私の心には優しかったのであった。
3つめのお話の月形さんは、今後も出てくるキャラなのかな?
シール……じゃなくて、呪具が効くといいねぇ。