日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 竜王様と御使い花嫁 / 若月京子 』 ダリア文庫

【あらすじ】
竜族と人間が共存する異世界へ飛ばされた、会社員の竜真。
窮地を救ってくれたのは、竜王・レノックスだった。
竜真の使命は「水の女神の御使いとして、世界を潤す」こと。
初めは戸惑い気後れするが、誠実で優しいレノックスと共に旅し、彼の幼い弟・アラムを育てるうち、互いに惹かれ合っていく。
いずれ元の世界へ戻るとわかっていても、レノックスから「愛している」と真摯な瞳で迫られると、想いは募り―。


竜王様と御使い花嫁 (ダリア文庫)

竜王様と御使い花嫁 (ダリア文庫)


【感想】
滅びに向かう世界で竜族を統べる竜王×水の女神に強引に御使いとされ、異世界へ飛ばされたサラリーマン。

竜王様と蜜花花嫁』から数百年後の世界が舞台。
太陽が加熱・暴走し、気温が上がり地表は乾き滅びを目前にする世界を救うため、異世界に遣わされた受。
浅黒系細マッチョが自慢だったのに、女神の美意識に反するからと色白美少年系に変えられショックを受ける……。

異世界に飛ばされたこと以上に昔の容姿に近い姿にされたことを嘆く受だが、筋肉はともかくコンガリ肌と女神色の髪の組み合わせはな~。
いまいち合わない気がする(笑)。

攻が受にベタ惚れで溺愛していて、弟竜も可愛らしくて(特にへそ天がたまらん)、そりゃー受も絆されるさ。
太陽の暴走と受の筋肉その他への嘆き以外は特に問題もなく、気楽にゆる~く読めるお話でした。
最終的には子どもが20人以上の、超伝説の花嫁になってそうだわ(笑)。

特典SSペーパーは、2つめの卵が孵化する時のお話。