『 過保護な警視の溺愛ターゲット / 桧垣森輪 』 エタニティブックスRouge
【あらすじ】
イケメン警視の年上幼なじみ・総一郎に、幼い頃から世話を焼かれ、過剰に守られてきた初海。
二十一歳となり、就職した彼女は、自由に恋愛もできない状況を不満に思い、彼の庇護のもとを抜け出したいと考えていた。
そんな中、総一郎の地方赴任が決まり、チャンスが訪れる。
初海はさっそく実家を出て、一人暮らしを始めたのだけど…しばらく経ったある日、総一郎が急遽また配置変更となり、アパートの隣の部屋に引っ越してきた!?
さらに初海の思惑を知った総一郎は、「今日から俺がおまえの恋人だ」、「おまえが俺以外の男を好きになるわけがない」と超俺様な態度で、まさかの愛の告白をして―?
過保護な警視の溺愛ターゲット (エタニティブックスRouge)
- 作者: 桧垣森輪
- 出版社/メーカー: アルファポリス
- 発売日: 2019/04/01
- メディア: 単行本
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【感想】
男運が悪く変質者ホイホイなOL×イケメンエリート警視。
過保護な年上幼なじみヒーローの束縛から逃れようと足掻くヒロイン、年季の入った包囲網からは逃げられなかったね、な話。
というか、当時小学生だったヒロインにガッツリ捕まって縛られたのはヒーローの方だったという説もある。
子どもの頃の約束を、ヒロインが最後まで思い出さないのはある意味新しかった。
2人のやり取りにトキメキは感じなかったが、警察スキーな私としてはヒーローが警視というだけで満足である(笑)。
作中、三佳ちゃんだけお相手が現れなかったな……。