日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 鬼の求婚 ~桃太郎の受難~ / 真崎ひかる 』 角川ルビー文庫

【あらすじ】
桃太郎の末裔である桃瀬一族の御曹司・柊は、家の財政難を救うために鬼が島の財宝探しを決意する。
しかしその矢先、父親が鬼の末裔・鬼柳家の資金を持ち逃げし、柊は島に居合わせた鬼柳家三男の藤司に人質として軟禁されてしまう。
虎柄パンツを穿かせてきたり、何かと嫌みを言いつつも、意外に面倒見の良い藤司に、鬼の一族というだけで彼を嫌っていたことに気付く柊。
互いに打ち解け始めたある日、柊が内緒で家に助けを求めたことを知った途端、藤司の態度が豹変して…!?


鬼の求婚 ?桃太郎の受難? (角川ルビー文庫)

鬼の求婚 ?桃太郎の受難? (角川ルビー文庫)


【感想】
鬼の末裔×桃太郎の末裔。

現代もので、登場人物はおとぎ話の子孫らしい。
双方とも企業の御曹司設定。

かつて鬼が住んでいたとされる島で出会った2人。
ちょっぴり意地悪なイケメン攻と箱入りで可愛い系の受という定番キャラで、特にハラハラもドキドキもなく、良く言えば平和なお話。
3人のお邪魔虫……じゃなくてお供による妨害とか、攻の自称婚約者からの嫌がらせとか、そんなのが入るかと思ったけどほぼ攻と受の2人の世界で終わってた。
4年以上前の本だが、このあと続編が出たんだろうか。
もしないなら、話としてはちょっと中途半端かなーという気がした。