『 おとぎ話は終わらない〈2〉 / 灯乃 』 レジーナ文庫
【あらすじ】
性別を隠して男装し、魔術学校に通っていたヴィクトリア。
女子だとバレて学校をやめてしまったものの、将来魔術師としてやっていけるよう努力は怠らない。
そんなある日、彼女の前に現れた隣国の男性。
どうやら彼は、ヴィクトリアの亡くなった父親と関係があるらしい。
彼女の出生の秘密が明らかになる中、気が付けば国家レベルのトラブルに巻き込まれてしまうことに。
ヴィクトリア、最大のピンチにどう立ち向かう!?
謎多き魔術少女ファンタジー!
文庫だけの書き下ろし番外編も収録!
- 作者: 灯乃
- 出版社/メーカー: アルファポリス
- 発売日: 2018/12/01
- メディア: 文庫
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【感想】
性別バレ&母親の素性が分かったことで、学校を退学させられてしまった主人公。
慣れない令嬢生活を送る中、両親を巡る出生の秘密が明らかに……。
冒頭の学祭のお気楽さに油断してたら、話が国家レベルに展開。
とは言っても、ヒロインの周囲の人やご親族の方々はヒロインの味方なので問題なし。
むしろ過剰戦力で他国を余裕でぶっ飛ばせそうだ。
そういや、皇太子殿下はヒロインとの関係を知ってどんな反応をしたんだろう。
例の日記、お母さんのぽいけどピアスから出せないのかな。
読んだら読んだで、フリーダムすぎて見なかったことにしたい内容かもしれんが(笑)。
1巻と比較し、寮長さま→ヒロインへの甘やかしがレベルアップしてて、見ててニヨニヨしちゃったよ。
これで付き合ってないとかコイツらなんなの!!ってきっとシャノン様もランディも思ってると思う……。
収穫祭の時のやんちゃリージェス様も意外性があってよかった。
楽園の授業、半端ないな……。
ところで、学祭の挙動不審な熊はやっぱアレですか。
中身、試合の対戦相手だった脳筋先輩ですかね?(笑)