『 カムフラージュ / リンダ・ハワード 』 MIRA文庫
【あらすじ】
ジェイにとってその日は人生最悪の日だった。
投資銀行での職を失ったうえに、別れた夫が危篤との連絡を受けたのだ。
FBIを名乗る二人に連れられて病院へ駆けつけたジェイは、元夫の変わり果てた姿に愕然とする。
爆破事件に巻き込まれて大怪我をし、全身を包帯で覆われた目の前の男には、かつての面影の片鱗もない。
なにかがおかしい―頭のなかで警報が鳴り響いたが、ジェイは確かに彼本人だと証言してしまう。
その行為が自らの運命を大きく狂わせるとは、夢にも思わずに…。
リンダ・ハワードが贈る、珠玉のラブ・サスペンス。
- 作者: リンダハワード,中原聡美
- 出版社/メーカー: ハーパーコリンズ・ジャパン
- 発売日: 2019/04/12
- メディア: 文庫
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【感想】
大怪我をして意識不明の元夫の身元確認をFBIに依頼されたヒロイン×爆破事件に巻き込まれ記憶を無くしたヒーロー。
実はハーレクイン小説はお初な私。
読友さんのレビュー買い。
大怪我で意識不明の包帯グルグル男が5年前に別れた元夫かどうか確認を……という、なかなかの無理難題を言うFBI。
多分元夫だろう……と看病する中での、意識不明でもヒロインの声だけに反応するヒーローとか、目が見えなくてもヒロインの居場所を察知するヒーローとか、ヒロインにしか心を許さない野性動物のようなヒーローとかが良かったわ~。
私、退院後よりも入院中のエピソードの方が好きかもしれん(笑)。
ガタイがいいのになんか可愛いよね、このヒーロー。
作中、病院で剃られた胸毛が伸びてくる様子が書かれているのを見て、“お~、これぞハーレクイン!TLとはやっぱり違うねぇ~”という感想を抱いた私は多分きっと間違っていないはず!(笑)
また読友さんの感想で、面白そうな作品があったら読んでみたいな。