日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 なんちゃってシンデレラ 王国騒乱編 お伽話のつづき、はじめました。2 / 汐邑 雛 』 ビーズログ文庫

【あらすじ】
夫ナディルのため、家出してまで実家たるエルゼヴェルトに帰る決意をしたアルティリエ。
ナディルの弟・シオンや異母兄らを巻き込み、父親が拉致された港町アル・バイゼルを目指す。
王妃であることを隠し、情報を集めながら進む中、アルティリエはこの事件の裏にある人物が深く関わっていると気付き!?
一方、最愛の妻が家出したと知ったナディルは―。



【感想】
シリーズ8作目。
書き置きを残し、王宮から『家出』した主人公。
不穏な噂とエルゼヴェルド公爵夫妻失踪の裏には誰がいるのか……?

前巻で王妃の押しかけ騎士となったレスターク元公子が……(笑)。
王妃から命じられた初任務がアレで気の毒というかなんというか(笑)。
ぜひ次の巻で、あの姿のまま公務でびゅ~して欲しいわ。

いままでぼんやりしたイメージだったエルゼヴェルド公爵夫人は、あんな人だったのか。
もっと素朴で穏やかな、癒しの人だと思ってた。
長男は色々やらかしたけど、三男はあの家から解放されて自由に生きられるといいな。

ところでフィル=リンが好きなのって誰なんだろう。
リリアとはそんな感じじゃないよなぁ……。
ミレディが婚約破棄しちゃったぽいのは残念。
婚約者の彼、いい人そうだったのに。
騎士の彼は諦めずに求婚し続けて欲しい。
名前忘れちゃったけど。(ごめんよ)

8巻のカバー下はアル・バイゼル市街図。