日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 ツンデレ王子の新婚事情 殿下、初夜からすごすぎます / すずね凜 』 ガブリエラ文庫

【あらすじ】
不作に喘ぐ自国のため、大国メルトリアの王弟、ユベールに嫁ぐことになった小国の王女セレスティーナ。
幼い頃から意地悪をされていたので嫌われていると思っていたが、再会したユベールは公の場だけでは仲良くしようと言ってくる。
承諾した翌日から甘い言葉を囁き、優しく接してくるユベール。
「ずっと君に触れたかった」
美しい彼に情熱的に抱かれて蕩けていく身体。
ユベールの愛が本物に思えてきて、とまどうセレスティーナは!?



【感想】
自国の民のため隣国へ嫁いだ小国の王女×ヒロインが好きなのに、顔を合わせると素直になれない大国の王弟殿下。

初恋同士の両片思いもの。
小学生レベルで好きな子をいじめちゃうヒーロー。
初対面でヒロインのふわふわ金髪を「トウモロコシのひげ」と呼び、以降も年に一度しか会えないのに意地悪三昧。
イケメンだから翌年顔を見せればまたときめいて貰えたけど、フツメンだったら嫌われて終わりっスよ、殿下。

わりと最後の方まで愛を告げない割に、閨シーンは激しい2人。
他の方の感想にもあるが、H中のヒーローがちょっとオッサンぽい……(笑)。
この勢いだと、2人が30代になった頃には子どもが8人くらいいそうだわ(笑)。

前国王&兄王が同じ症状だったので肝臓系の何かor毒物が原因で、それをヒロインが突き止めるかヒロインの母国の特産品で改善していくのかと勝手に思っていたので、あの展開は意外だった。
お兄さん、いいとこなくて可哀想……。
シャルル殿下はこれからの成長が楽しみだね。