日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 お迎えに上がりました。 国土交通省国土政策局幽冥推進課3 / 竹林七草 』 集英社文庫

【あらすじ】
健全な国土のため、地縛霊を説得して立ち退かせるのが専門の幽冥推進課で、臨時職員として働く夕霞。
過疎の村に一人残る老人が抱える未練や、就活に失敗した女子学生にとり憑いた恐ろしい死神など、難題が続く業務に体当たりで取り組む夕霞だが、相棒の火車先輩が妖怪としての力を失い、消滅の危機が迫って!?
この国に暮らす人々が遺した想いを描く、笑えて泣ける心霊お仕事コメディ第3弾!



【感想】
夕霞がここにきてもう1年くらい経ってる気がしたけど、まだ3ヶ月だったのか。
濃い3ヶ月だったなぁ。

限界集落の話でじんわり来た直後の死神の話はちょっと怖かった。
ていうか、死神云々より首が伸びた死体とか、例え幻でも見たくないよ……。
ずっと心配してた火車先輩の寿命の件は、なかなかの反則技にて解決……なのかなぁ?
夕霞がいる間しか使えない技な気がするけどね。火車先輩の“遺書”には泣かされてしまった。

色々収まったと思ったところでのラスト2行に、続きが気になってしまった。
4作目が待ち遠しい。