日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 狙われた王子と可憐な天使 ~ベビーシッターは未来のママ!?~ / 柚槙ゆみ 』 セシル文庫

【あらすじ】
売れない俳優の悠里はある日公園で、金髪碧眼の天使のような子供と真っ白でふわふわのスノーという猫にいきなり懐かれる。
そのため、その子ジョシュアを探してあとからやってきた父親のブライアンにものすごく警戒されてしまう。
なんでもジョシュアもスノーもひどい人見知りで誰にも懐かなかったというのだ。
なんとか誘拐犯疑惑を晴らした悠里は1か月の臨時ベビーシッターを依頼されて!?


狙われた王子と可憐な天使 ~ベビーシッターは未来のママ!?~ (セシル文庫)

狙われた王子と可憐な天使 ~ベビーシッターは未来のママ!?~ (セシル文庫)


【感想】
極度の人見知りの息子が受に懐いているのを見て、子守りを依頼してきた金髪碧眼攻×公園で攻息子に出会ったことから、ホテルのスイートで住み込みのシッターをすることになった売れない俳優受。

タイトルで盛大にネタバレしてる本(笑)。
本当は実の息子じゃないよ、ってパターンかと思ったがその手の説明が(多分)なかったので、攻は結婚して死別した模様。

ジョシュアがとにかく健気で可愛い。
次はもっと色んな所に連れてって貰えるといいね。
恋愛面に関しては、攻受両視点で描かれているもののあまり萌えなかった……かも。
「好き」を伝えずに抱いて、想いは伝わっているはずとか言われても、そんなん分からんと思いますよ、王子……。

反対するかと思った秘書が最後まで静かだったが、彼はこの関係に納得してるんだろうか?
国には反対してくる重鎮がいるんじゃないの?と色々心配なこともあるので、向こうの国に着いてからのエピソードが少しでもあると嬉しかったかな。