日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 純情淫魔と絶倫社長 / 真宮藍璃 』 プリズム文庫

【あらすじ】
魔女の呪いで人間の体になってしまった淫魔のシュウは、疲労や空腹といった初めて知る人間としての感覚に戸惑うばかりだ。
呪いを解くためには、男に中出しをしてもらわなくてはならない。
それも、驚くべきことに千回も!
途方に暮れていたシュウを見つけたのは「絶倫社長」という異名を持つ天野だ。
絶倫の呪いをかけられている天野から、シュウの苦境を救うと申し出られ…。


純情淫魔と絶倫社長 (プリズム文庫)

純情淫魔と絶倫社長 (プリズム文庫)


【感想】
魔女に絶倫の呪いをかけられている社長攻×中出し千回されるまで人間の姿から戻れない呪いをかけられた淫魔受。

タイトルから勝手に俺様攻×ビッチ受を想像していたが、爽やかに暑苦しい攻と初めての感情に戸惑う純情な受の話だった。
好きな人には怒られそうだが、攻の台詞が以前友人に見せられた某タイ●ニの某スカイ●イの口調で脳内再生されてしまったよ(笑)。

人間になって、初めての感覚や感情を1つずつ覚えていく受が可愛くて、攻が興奮する気持ちもちょっと分かる。
まりんちゃんへの理解や優しさが、彼の成長の証に見えて嬉しかった。

共に永遠を生きるより、限りある生を一緒に歩むことを決めた2人。
攻の絶倫で巨根で……はどこまでが呪いでどこからが素だったんだろか。
しょぼしょぼにならんくて良かったね(笑)。