『 神獣の花嫁 ～黒狐の烈しい求婚～ / 淡路水 』 ガッシュ文庫

【あらすじ】
獣医師である晶良は、尊敬する叔父の家畜専門病院を継ぐために北海道へやってきた。
叔父に付いて修業を積む中、一人の男と出会う。
彼は玄翠という地元一の権力者で敏腕実業家でもあった。
そして恐ろしく端正な容姿と紳士な立ち居振る舞い…謎めいた魅力を持つ玄翠に晶良は次第に惹かれていく。
ところがある晩、怪我を負った玄翠が晶良の自宅前に倒れていた！
困惑しつつも手当をしようとすると、突然キスをされ押し倒されてしまう。
さらに玄翠は「これが私の本当の姿だ」と黒い狐に変化してー！？

神獣の花嫁~黒狐の烈しい求婚~ (ガッシュ文庫)

【感想】
黒狐の神獣×新米獣医師。
叔父(獣医師)を手伝うため北海道へやって来た受。
幼い頃から何度も訪れている村で、攻と出逢い惹かれていき……。

絵師さん買い。
人外との再会もの。
サブタイトルには黒狐が烈しく結婚を迫ったように書かれているが、最終的には受から求婚していたような……(笑)。
羆の時もそうだけど、いざとなると強くなれる受なのが好印象。

脇キャラの颯くんたちもいい子で、彼らに囲まれて美味しいものが食べられる毎日が羨ましい！
北海道はやっぱりいいね～。
(個人的には白銀が好きだ！)

神獣の嫁は子どもも産めるようなので、そのうち屋敷はもっと賑やかになりそうだ。
巻末の、Cielさんのケモミミ玄翠様には笑った(笑)。