日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 炎の神子様は大精霊ではございません 2 / 江本 マシメサ』 一迅社文庫アイリス

【あらすじ】
処刑寸前の《炎の神子》の少女エルフリーデが召喚されたのは、若き王子アルフレートの治める、モフモフ可愛い鼠妖精たちの村だった。
雪の大精霊の力で閉ざされていた村を解放したものの、問題は山積みで……。

ルフレートの体を蝕む魔力の制御方法?
わかりました。
私が何とかしましょう!

保身のために精霊の振りをする男装少女と、問題を抱えた王子との、愛と魔法、たまにモフモフな奮闘記第2弾★

炎の神子様は大精霊ではございません2 (一迅社文庫アイリス)

炎の神子様は大精霊ではございません2 (一迅社文庫アイリス)

【感想】
雪で閉ざされた村に春が来て、エルフリーデの大精霊としてのお仕事はおしまい。
……ではなく、不安定なアルフレートの魔力を安定させるべく、師匠として友として力になることに。

今回も各種精霊たちが可愛い。
特に新キャラのメルヴ!
もふ要素の欠片もないのに可愛すぎだろ。
癒されまくったわ。

前回は薄かったラブ要素が今回はそこそこ入っていて、鈍感ヒロインに対して王子がかなり頑張っているのが微笑ましかった。
理性的に見えて、嫉妬や執着が強いツンデレ眼鏡王子……いいわぁ~。
騎士への嫉妬やネコ耳制御など、ヒロインへの想い故の彼の言動が見ていて楽しかった。

次巻はいよいよ完結巻。(のはず)
魔神の正体が判明したっぽいし、首輪も取れたし、最後は神殿と直接対決したりするのかな?
すっかり忘れてたけど、アホ王子のケツを蹴りあげるくらいの仕返しはしてやりたいなぁ(笑)。